灰屋川・芹生でキタガミトビケラをみつけました.普通種ですが案外限られた水域にしかいない気がします.何が面白いかというと,彼らのそのライフ・スタイルです.
石からみょーんと棒を伸ばしてその先に巣を作ります.その巣から顔をだして,脚をいっぱいに広げて流れてくる有機物(餌)を待ちます.どう考えても石の間を歩き回って探した方が餌を得る効率が良さそうです.それに増水のときはぐるんぐるんにかき混ぜられそうです.それでも彼らはこのスタイルを選んだのですね.効率を優先させない生き様がカッコ良いです.芹生のキタガミトビケラは巣に杉の葉っぱなどをつけていましたが,普通は砂粒と木切れみたいなもので作ります.弓削川にもいましたが,そちらは普通でした.
渓流ではやや暗い所に多い気がします.みつけるとつい,「お前は他の生き方を選べなかったのかい?」と問いかけたくなります.
写真は左が上流,腕をいっぱいに広げたキタガミトビケラです.フラッシュ撮影です.ブレててすみません.
QuickTime Player のファイル ー Web用に保存... すると 載せられるかな?
返信削除奥居さん.出来ました.
返信削除おお! すばらしい 揺らいでますね
返信削除わたしは こんな人生送りたい・・・