
当時は国産のフライフックはなく、日本の多くのフライマンがマスタッドのフックを使用していた思います。
このマスタッドのフライフック、ベテランのみなさんは良くご存知の通り、
「針先は甘く」
「バーブの根元でよく折れ」
「簡単に伸びる」
と今では考えられないような代物だったのですが、
当時、多くのフライマンが参考していたアメリカのフライパターンブックのほとんどにマスタッドのフライフックが使用されていたため、
「そんなもの」
として、普通に使用していました。
その後、国産のフライフックが続々と販売されるのですが、オリジナルのデザインにこだわったせいで、フライを巻くと不細工になってしまいました。
そのため、たとえ性能が悪くとも、マスタッドが手放せない、という状況が続きました。
そんな感覚は私だけではなかったのか?
気が付けば国産フックはマイナーチェンジを続け、
左の写真のように
「スタンダード」はほぼ同じ形になっていました。
「マスタッド94840」を凌駕する、ドライフライフックのスタンダードは当分出てこないでしょう。
(マスタッドはオルコック社のデザインをコピーした、と聞いた事もありますが・・・
オルコックのフライフックは入手困難なので、なんとも言えません)
僕は西山さんの本&ビデオでフライを覚えた口ですが、その頃のフックはやはりマスタッドと出ていたと思います。
返信削除が、実際にフックを買いに行くとショップにはTMCかガマばかりで、マスタッドを見つけた時は嬉しかった覚えがあります。
いま、アップアイのドライフックが欲しいのですが、入手できそうなのはマルトだけみたいですね。
懐かしいですね マスタッド! かからないと思ったら針先がなかったり 買った時から錆びてたり 楽しい思い出です
返信削除スタンダードなフライを巻いた時 ワイヤーの太さがカッコ良いですよね!
bigforestさんへ、
返信削除アップアイはKEN SAWADAとDAIICHIにもありますよ。
奥居さんへ
スタンダードフライはやっぱりマスタッドが一番カッコ良く見えます。フォージドワイヤーのなせるワザなのでしょう。
マスタッドって、今では絶対に販売できないぐらいの品質でしたね。KYOTO FLYでは使えません。
そうですか!
返信削除探してみます。ありがとうございます。